2018-01-01から1年間の記事一覧

象徴

とある用事があり大阪へ向かう新幹線の中で書いている。先程富士山が見え、思ったことがある。 言うまでもないが現在乗車している新幹線は東海道新幹線である。東海道新幹線を瞬間的に想像した時、富士山をバックに走るあの画を浮かべることが多いかと思う。…

華金

昨日は華金だ。華の金曜日。忘年会シーズンの今、飲んでるのか飲まれてるのか分からない中年の人の波に呑まれる。その横で、1年の施工量を合わせるための工事をやっている人達がいる。前者が勝ち組であるわけなく、後者が負け組というわけではない。どちらも…

記憶と記録

「大記録達成」「最年少記録更新」そんな文字が新聞の見出しに踊る。「またか」記録など興味もない。ましてや最年少記録など記録するだけ無駄であろうと思う。何がすごいのだろうか。無論その記録を達成すること自体がすごくないと申し上げているわけではな…

喫茶店

駅前にあるチェーンの喫茶店に入る。何も考えずにメニューの一番上のブレンドコーヒーを頼む。メニューに書いてある金額が税抜きであることに多少イラつきながら会計を済ます。適度に混雑し、食器を片付ける音とBGMが無駄に大きく聞こえる店内に入りコンセン…

逐次投入

戦術のやってはいけないことの一つとして戦力の逐次投入が挙げられる。 典型的な逐次投入の例を挙げる。日露戦争中の黒溝台の戦いである。無論、詳細を論ずることは本質とズレるのであえて避けさせていただくが、激戦が起きていた沈旦堡という場所へ増援を1…

負け戦

最近、無駄な努力の必要性について考えることがある。失敗することが重要とはよくいうが、時間は有限(ここでの時間とは個人が使える時間ということ)であるし、失敗するのも失敗が分かってる場合はそこから手を引くことも重要だと思っている。無駄な努力やお…

勝つためには。

僕はとあるストラテジーゲーム(戦争戦略ゲームといえば理解しやすいだろうか)を良くやっている。1920年から世界のどこかの国を操縦すると言うゲームだ。さて、世界征服に一番簡単な国はどこだろうか。そう、どんな頭の悪いやつでもわかるだろう、アメリカ合…

坂の上の雲

司馬遼太郎の「坂の上の雲」をご存知だろうか。何を隠そうこの本は僕が最も読んだであろう小説だ。秋山好古と秋山真之という御兄弟と正岡子規の3人を中心とした短く言えば日露戦争の、長く言えば明治期の大日本帝国を描いてある。 明治期の大日本帝国のイメ…

原風景

原風景とは人の心の中にある原初の風景。とされていて懐かしい感情を伴うものである。 理屈をこねまわすのが趣味なので申し訳ないが、懐かしいとは一度経験したものに対してのみ使用できる感情表現なのである。 ただ原風景の定義には心象風景も含まれており…

僕の妹の話(日記)

僕の妹にすごく似ている人とラインをしていてふと思ったことがあったので書く。勝手に頑張って、勝手に死んで、勝手に生き返って、いつのまにか手の届かないところにいる。半端ない成長力。到底、同じ立場に立てないから応援だけでもさせてくれと思う。そん…