逐次投入

    戦術のやってはいけないことの一つとして戦力の逐次投入が挙げられる。

    典型的な逐次投入の例を挙げる。日露戦争中の黒溝台の戦いである。無論、詳細を論ずることは本質とズレるのであえて避けさせていただくが、激戦が起きていた沈旦堡という場所へ増援を1師団向かわせたが足りず、さらに数旅団送ったが、忽ち包囲されてしまったという話である。(記憶を頼りに書いているので事実とは異なる可能性があります。詳細を知りたい方は必ず文献などでお調べください)逐次投入する時というのは、「する」時ではなく「してしまう」時がほとんどであって、冷静な判断をしていればそのようなことは起きない。

ではなぜ焦ってしまうのか、それは事前に情報を得ておらず、対策を立てていないからだ。敵より常に情報を得ておく。なるべく「早く」「正確に」「多く」情報を得てそれを生かす。取捨選択することよりも何よりも情報過多で悪いことがあるわけないと僕は思っている。5W1Hの要素が全て入れば勝ったようなもんだ。

    情報の大事さを話してみたが、まあ一つ大事なことがある。ここ最近流行っている「選択と集中」だ、ちなみに「文系である僕」は大変素晴らしい考えだと思っている。特に「金」「時間」これは選択と集中するに限ると思っている。僕は1ヶ月で5日までしか1000円以上使わないと決めた。先月の話だ。なるべく食事は学食かカップラーメン、家のご飯で済ませ、1週間に1度程度自己投資に使うといった具合だ。月5万円稼げれば御の字だなと思っているのだが、全くそこまで稼げず少しジリ貧にはなっている。今度旅行でも行きたいしもう少し貯めるかとか考えている。ちなみにであるが「相手に時間を使ってもらっている対価としてお金を支払うこと」や「お祝い事」は全て自己投資であると考えているため惜しみなく使う。まぁ「破産するよ?」とか「自分のために使いな?」とか言われるが全くの余計なお世話である。

   平時の現代における戦いとは「情報」と「金」、ここでは言及しないが「顔」である。

 

顔はどうしようもないほど残念だから諦めるとしよう。それでは、この辺で。