コロナ禍にコロナ以外の何かに感染した話(Part.1)

自分の病状記録を主目的としつつ、コロナ禍においての医療状況の現在を医療に無知な者の視点から「主観的に」書き連ねる。

 

7/24 昼ごろ

鼠蹊部の違和感を感じるが、いつもの筋肉痛に類するものだと考え、そのままジムへ。走ることは心配なため上半身を主にしつつ、ウォーキングを2km行うにとどまる。

 

7/24 夕方-夜

夜ご飯は通常通り平らげるが、徐々に体がだるくなりベッドで寝る。頭痛も同時に発症するが、いつもの眼精疲労と同じような痛みだったため、ナロンエースを飲み寝ようとする。ここで頭痛が酷すぎて寝れないことに気がつく。

 

7/24 22:00

体が暑いような気がしたため、念のため熱を測る。38.6℃を計測。見間違えや測り違あの可能性もあるため両脇で5分おきに計測、平均38.6℃を計測したため熱があることを確信。

COVID-19の感染を疑い、過去2週間の外出記録を確認しつつ、現在の症状をメモにまとめ地元自治体専用ダイアルに連絡。そこでは「夜間受け入れについては自身で調べてください」とのことだったため、地元の夜間救急を開けているところに電話。そこでは「夜間はコロナウイルスの検査ができず、電話で話せるくらいなら朝を待ってから発熱外来へ行くのが良いんじゃないか」との提案を受けたため、翌朝行くことを選択。

 

7/5 1:00

ナロンエース服用から4時間が経過したため、解熱剤(カロナール200mg)2錠を服用。その後4:00には37.1℃。6:00には36.0℃と徐々に熱が下がる。

 

7/5 9:30

(指定病院でもあった)かかりつけ病院へ発熱外来で行きたい旨を伝えると、すぐにきて良いとのことだったため、自転車で向かう。病院の外から電話をかけ、直接ベッドへ向かう形。熱を測ると36.6℃であったが、先生曰く「正直原因がここだとわからないから医療レベルを上げる」と伝えられ、診断書を持たされた上、14:00に高度医療を提供している別病院の予約をとっていただく。

 

7/5 12:00

食べ忘れていた朝ごはんをいつもと同じ量食べる。しかし熱が37.1℃まで上がる。体調はほぼいつもと変わらず元気。

 

7/5 14:00

自転車で約10分のところにある病院へ向かう。そこでは感染外来の管轄下となる。入口よりも外側の仮設の場所で待たされたあと、外のコンテナへ連れて行かれる。そこで血液検査、PCR検査を行う。病院内へ入る際は「コードイエロー」という放送が流れ、僕の前からはスタッフ含め防護服を着ている人以外は全ていなくなる。全ての角に防護服を着ているスタッフが立ち、CTを取る際も完全防護のスタッフが対応した。尿検査におけるトイレにおいても「感染」の肌が貼ってあるトイレのみを使用し、完全にルートが分けられていた。おそらく「コードイエロー」とは感染疑い疑い患者通行のためのスタッフ配置並びにその他患者の通行止めの指示を同時に行うものだと考えられ、翌日以降もひっきりなしに聞くことになる。

 

7/5 15:00-16:30

熱がだんだん上がってくる感じがし、一度ベッドに横たわりつつ検査結果の速報を待つ。この間に熱は38.4℃を超え体のだるさは徐々に重くなる。結果は「やばいのはなさそう。コロナか否かは明日以降わかるから電話します」とのことで、コロナ感染の不安を持ちつつ自転車で帰宅、即解熱剤服用。

 

7/5 夜

だんだんと熱が上がってくる感じがし、21:00には38.1℃を記録、22:00に短期間ではあったが解熱剤を再度服用。24:00には38.5℃を超えるが、自力でトイレには行なことができた。

 

7/6 2:00

30分程度ウトウトしていたが、熱の苦しさのため起きてしまう。体の尋常ではない熱さを感じ熱を測ると39.2℃を計測。その後15分おきに39.4℃,39.7℃と急激に上がるものの、なんとかなる感を覚えたため、立ち上がってアクエリアスなどを飲み、解熱剤服用可能時間の3:00まで耐えることに。3:00に服用、そして服用後約1時間で38.8℃に落ちつき、そのまま寝落ち。

(この時4時間単位で飲むことは少し間隔が短すぎると指摘されたものの、飲まなかったら40.0℃を超えており救急車を使う必要があったため適切な措置であったと「個人的には」思った)

 

7/6 朝

朝起きても熱は若干下がり38.5℃だった。が、すぐに昨夜と同じ38.8℃まで上昇。頭痛がしたため病院へ電話すると、入れ違いで昨日の結果を報告され陰性の確認をした。熱が上がることへの不安を話したところ、ウイルス性のため病院へ来ても何もやることがないから家にいたほうが良いとの提案を受け、家にいることを決定。陰性の連絡が来たのは7/6 9:30のことだった。

 

 

ここまでが陰性確定編。熱が発覚し、各所に連絡をしてから陰性確定前までなんと33時間半かかった。無論、平日の昼間であればもっと早かったかと思うが、タイミング次第では丸一日以上かかることになった。

ここまでやってよかった行為、やればよかった行為を看護婦さんにフィードバックをもらった範囲で羅列する。

【やってよかった行為】

・濃厚接触の定義確認とその該当者の有無の整理

・外出記録の整理

・発熱・状態の記録と服用薬の時間帯と量のメモ

・約1週間分の予定の即キャンセルと仕事の引き継ぎ

・検査結果が出るまでの家における汚染導線の分離

・急に症状が悪化し意識を失った時のためのスマホのパスワードやその他の暗証番号をメモしてポケットに入れておく

・基礎体力(隔離されているため長い距離を歩いたり病院を回される必要がある。病院が悪いのではなく仕方がない事象であり、基礎体力をつけておく他に対処法はない)

 

【やったほうが良かった行為】

(ある人は)・性交渉の記録

-僕はそもそもなかったため必要なかったが、20代である以上は複数人との接触なども考えられるため、行為の記録は必須

 

・入院の準備

-そのまま家に帰ることはできたかが、症状によってはそのまま入院のこともあるから、動けるうちに用意しておく。