協力と利用

価値、第2弾です。

 

僕の価値を考えさせられることがあったのでもう一度書いて整理したいと思う。この間時給1000円でバイトをした。つまり僕に1時間あたり1000円の対価を渡してまで必要な労力であったことを認めるものだ。(先に時給が提示されているが本来はこういうものだろう)そして社食や社割といった様々な福利厚生が付いていた。普通の労働体制であろう。

 

僕の思っていた常識だ。

 

それは、とある集団にとっては常識ではなかった。

 

最近このような依頼を受けた。

時間:16:00〜19:00

給与:無し

交通費:無し

福利厚生:私たちとの写真

仕事内容:ご指名確認、料金回収、撮影

 

一体どういうことだろうか。福利厚生は福利厚生になってないし、給与はまさかの無し。まぁ冗談かと思いしばらく放置したが、本気らしく。顔も知らなければ1秒立たずお断りしているが、なんせ仲良くしてる(と思っていた)チームなので、食費と交通費は下さい。と言ったのですが、それも無理だと。

 

僕としてはだいぶ譲歩したつもりだった。実は複数人に確認してこの条件で送っている。しかし、僕はチームに「協力」していたつもりだったのだが、実際には「利用」されていたのだ。まぁたしかにうまく使ってくださいとは言った。だが、親しき仲にも礼儀ありと言うが、最低限のマナーやルールとかある。

僕は一番仲の良い友達にもこういうことは言いわない。なぜならばその友達とは対等な関係だし、失いたくないから。対等な関係だと思っていたのは勘違いだった。考えを改めるいいきっかけになった。

だが、このままいくとただ僕が損するので、一切の無償での依頼は受けないし、雑談もしないし、事前に情報を少し流す必要もないし、少しだけうまくしてあげる必要もない。考え方が変わっただけで別に嫌いになったわけではない。いうならば、無関係といったところだろうか。少しだけ、人を信頼するということを考え直すいい機会になった。これも人生経験。