身体が重い

最近、身体が重い。

毎日たくさんの良い友達に囲まれて生きているのに、首の付け根が締まっている感じがする。

 

身体も心もだいぶ離れたところにいて、ふわふわと浮いていて、蝶々結びした細っそい糸で繋がっている。

 

ありえないくらい大きい音で、新型コロナがなかった時代の曲を聴き、辛うじて目を開けて過ごす。

 

レールに乗っかる力もなかったけれど、レールから外れる勇気もなく。

 

勝負をしたかったけれど、勝負をする勇気もなく。

 

目の前のちょっと楽で、明るそうなところでダラダラとしている。

 

25年間ずっとそうしてきた気がする。

 

そのくせ、もうちょい良い革のソファが欲しくて、使い心地の良いソファを手放そうとしたりする。2種類くらい買ってみたり、ニトリに行ってみたりする。

 

丸の内でブランドもわからない高そうな家具屋さんをウィンドウショッピングして、指を咥えて、なんなら中から店員さんから声かけてくれないかなとか思ったりして。

 

どうせ客居ないんだから、「俺1人くらい中に入れさせろよ」とか思うけど、すぐに「ま、パーカースウェットの見るからに20代の奴入れるわけないか」とか思ったりして。

 

そんでニトリで妥協したところで、俺はその名前も知らない入れなかったお店のあの白いソファが頭の中に残り続けて、なんだか変な言い訳をし続けるんだと思う。

 

白とか汚れる。

ソファなんて汚れるから安い方が使いやすいんだよ。

安くて頻繁に買い替える方が衛生的だから。

 

とか、言っちゃって。ただ買うお金がなかっただけなのにね。

 

本当に欲しいのは、あの白いソファなんだろうか。

それとも、「言い訳」をしないで、ただ勝負できる勇気なんだろうか。